今回はフランスの人気銀行をまとめてみました。留学・ワーホリなどの滞在時に欠かせない銀行口座の手続きは約2・3週間かかります。
まずは大手系・店舗系の銀行をまとめます。
クレディ・アグリコル(Crédit Agricole)
フランス最大手銀行。日本支店もあり。パリ在住者の場合口座維持費が無料。それ以外は月額2€~。支店数はフランス内に7,000店舗。
ベーエヌペー・パリバ(BNP Paribas)
フランス2番手の大手銀行。26歳以下は口座維持費が無料。それ以外は月額1.25€~。支店数はフランス内に2,000店舗。
ラ・バンク・ポスタル(La Banque Postale)
郵便局運営の銀行で日本のゆうちょ的存在で地方にも多数支店がある。口座維持費は1.1€。オンラインでの口座開設も可能。安いため利用者が多く混んでいる。
ル・クレディ・リヨネ(Le Crédit Lyonnais(LCL))
Crédit Agricole傘下の企業で地方に多く支店を持っている。またパリ・オペラ座付近のピラミッド支店には日本人スタッフもいるため言語に不安がある方も利用しやすい。口座維持費は3ヶ月で5、6€。開設口座で給与受取りすると口座維持費は無料で利用できる。
ここまでは大手系の銀行をまとめてみたよ。
店舗系銀行の開設方法
大手銀行(店舗系)は開設手続きのアポ取り・手続きが必要になります。
次はオンラインバンキング・非店舗型の銀行をまとめます。
ブルソラマ(Boursorama)
ソシエテジェネラル傘下にありフランスで今最も勢いのあるオンラインバンキング。口座維持費無料、デビットカードの発行も無料で利用できます。口座開設で80€もらえるキャンペーンも行っています。
フォーチュンネオ(Fortuneo)
2000年に設立されたオンラインバンキング。Boursoramaと二分する人気。こちらも口座開設でボーナスがもらえるキャンペーンを行っています。フランスだけではなくベルギー、スイス、ルクセンブルグ在住者でも開設が可能です。
ビフォアーバンク(BforBank)
フランス最大手銀行のクレディ・アグリコルが2009年に設立されたオンラインバンキング。こちらも口座開設でボーナスがもらえるキャンペーンを行っています。
N26
欧州で最も投資家たちの注目を集めているドイツ発のオンラインバンキング。現在で3億ドルもの資金調達に成功している。格安海外送金サービスTransferWiseと提携しており、日本への送金も速く&安く行うことができます。また、店舗に行かずとも身分確認なども全てオンライン対応で最短8分で開設することが可能です。
Revolut(レボリュート)
欧州では1番ダウンロード数が多いとされている英国発のオンラインバンキング。日本にも2020年上陸予定で(そのため、アプリが日本語対応しています◎)アジア圏やアメリカ圏でも積極的に事業展開を進めています。開設は個人情報を登録・顔写真を撮ったりと手軽にできます。
ヨーロッパ在住者はN26やRevolutの利用者が多いよ。外貨両替がオトクなので旅行時にオススメです。また、ATMで現地通貨でおろすことも可能です。
TransferWisese(トランスファーワイズ)
2010年にイギリスで設立された格安送金サービスのTransferWisese。実は欧州在住であれば、デビットカードの発行が可能です。よく送金サービスを愛用する人は持っているとお金の動きがまとめて可視化されるので便利かと思います。
筆者はN26、Revolut、TransferWiseseを持っていて用途に応じて使い分けています。
フランスで銀行口座を開設するにあたって知っておきたいこと
用語
- Carte Bleu(カルト・ブルー)…キャッシュカード
- Frais De Tenue De Compte(FTC)…口座維持費
注意事項(大手銀行・店舗型銀行の場合)
- 他銀行からの引出しは1€
- 残高が足りない場合も引き落としOKな銀行もあり。その場合8€。
- 街中のAMTでお金の預け入れ・振込みは出来きず引出のみ。引き出す場合は支店に行く必要がある。
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